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カスタムパーツとして人気の高い、マフラーは何を基準に選んでいますか？価格やスタイル、パワー、サウンドなど、選ぶ基準は人それぞれ違うと思います。ここではマフラーの素材についてご紹介します。素材を知ることで、より楽しくマフラーを選んでいただけると思います。

昔からマフラーの素材に使われており、簡単に加工できるためデザイン性に優れている点や、他の金属と比べると安いというのが特徴です。最近では、クロームメッキを施し装飾性を高めている製品も多くなっていますが、他の金属と比べると重さがあり、メッキ加工なしではすぐに錆びてしまうのが難点です。

軽くて丈夫なチタンは、カーレース用などの機能性に優れた車に使われることが多いです。また、チタンは熱処理することで、表面の色の変化を楽しめるのも特徴のひとつです。しかし、チタンは高性能であるがゆえに、他の金属と比べると少し高価になってしまいます。

各車メーカーの純正マフラー素材に、一番多く使われているのがステンレスです。チタンと同じく錆びにくく軽量で、強度も高い高性能なステンレスですが、価格はチタンよりも安価で手に入るとあって、とても人気があります。ヘアーラインや鏡面仕上げなどステンレスを活かした加工ができるのも魅力です。

合成した繊維を高温で炭化して作られたカーボンは、軽量で丈夫、独特の風合いが人気の素材です。ただ、加工に手間がかかるため、コストが高くなってしまう点やねばりがないことで、割れてしまう可能性があるので注意が必要です。