マフラーのチェックポイント

自動車のマフラーは、エンジンの吸気音や排気音を低減する役割があります。そのため異常が生じると排気ガスが大量に出たり、音が大きくなったりします。マフラーのチェックポイントや、メンテナンスについてご紹介します。

● 作業の準備

通常メンテナンスは、マフラーのオイルや汚れを拭き取る・定期的に研磨剤などを使用して磨く・マフラーの内部に水が溜まっていないか確認することです。マフラーの状態をすべて確認するためには、エンジンをかけて車体の底面を見る必要があります。

作業の準備として整備工場であればリフトアップを、個人であればリジットラックやジャッキを使って体を上げます。エンジンが温まっている場合はマフラーも高温になっているので、直接手を触れないように注意しながら確認します。

● 基本的なチェックポイント

マフラーの基本的なチェックポイントはへこみ・サビ・穴の3つです。マフラーがへこんでいると、排気ガスの流れの妨げとなります。
排気量が落ちれば自動車の性能も下がるので、マフラー交換が必要になります。劣化してサビがある場合は、マフラーの折れや穴が開く原因につながります。

サビの広がり具合を見て、修繕か交換かを判断する必要があります。急に大きな音が出るようであれば、マフラーに穴が開いていることが多いです。穴が開いたままだと、有害なガスが放出されることもあるので早めの対応が求められます。

● マフラーのメンテナンス

へこんでいる場合は交換が必要ですので、速やかに車メーカーや修理工場に依頼しましょう。サビがある場合は、サビをできるだけ落とした後のサビ止め剤やペイントが必要になります。

サビの進行を食い止めることはできますが、大きなサビを発見したら新しいパーツと取り付け交換することをおすすめします。穴が開いてしまった場合は、パテなどの補修剤で対処できることもあります。内部構造にサビが進行していると思われる場合は、すぐに交換を行ってください。

CORAZONは、スバル専用パーツの通販サイトです。マフラーの性能向上を目的としたマフラーなどのパーツ販売も行っています。また、カスタムカーのご相談やコンプリートカーの販売にも対応している他、専門パーツの開発も行っています。